2012年9月19日水曜日

日本航空が再上場

 2010年に経営破綻し、上場廃止していた日本航空は19日、約2年7か月ぶりに東証1部に再上場しました。国の支援による経営再建は終了し、民間企業として再スタートを切ったことになります。

  初値は3810円となり、売り出し価格(3790円)を20円上回っています。株価は一時3900円を超え、午前の終値は3830円でした。

  今回売り出されたのは、日航に3500億円を出資した政府の企業再生支援機構の保有株(1億7500万株)のすべて。初値で計算した時価総額は約6909億円となり、売却によって同機構は上場にかかる手数料を除いた売却益約3000億円を得るため、新たな国民負担は生じないことになります。