2012年12月17日月曜日

武田ランダムハウスジャパン破産

 出版社の武田ランダムハウスジャパン(武田雄二社長)が東京地裁から破産手続きの開始決定を受けました。東京商工リサーチによると、負債総額は9億2600万円だそうです。

 2003年にアメリカのランダムハウス社と講談社の合弁会社として設立され、201年に合併を解消、社長が全株を引き受けて社名変更していました。アル・ゴア元米副大統領のドキュメンタリー映画を書籍化した「不都合な真実」などを刊行した出版社でしたが、業績は低迷していたそうです。昨年は出版したアインシュタインの伝記は翻訳が粗悪で、回収騒ぎも起きていました。