2014年10月5日日曜日

経過観察100人に増える

 アメリカ疾病対策センター(CDC)が2日明らかにした所によると、アメリカ南部テキサス州で同国初のエボラ出血熱患者が出た問題で、国内で患者やその親族と接触して感染した可能性のある人は100人にのぼるそうです。


 地元の保健当局は当初は20人程度と見積もっていましたが、調査が進むにつれて80人に増加。そこから更に20人増えて100人になりました。
 患者はエボラ出血熱の感染が拡大しているリベリアの男性で、アメリカのテキサス州に住む親族に会うため9月20日にリベリアから入国。その後、発熱などの症状が出て、28日に救急搬送され、30日にエボラ出血熱と診断されました。事態を受けて患者の親族4人は、自宅で隔離状態に置かれています。

 ただ、今のところ患者以外の発症者は確認されていません。しかし、エボラ出血熱の潜伏期間は最長21日間のため、今後も経過観察を続けると言う事です。


 しかし、エボラ発生国からの入国を制限していないのですね。