2016年2月3日水曜日

「蒲蒲線」誕生か?

 蒲田駅の地下に東急多摩川線の新たな駅を設け、そこから地下路線で京急蒲田駅までをつなぐ、「蒲蒲線」の計画が進められているそうです。

 鉄道での羽田空港へのアクセスは、東京モノレールと京浜急行ですが、神奈川県や東京23区西部からは乗り継ぎが不便でした。JRは蒲田と川崎に駅があり、東急も蒲田に乗り入れています。京急も同じく蒲田と川崎に駅がありますが、共にJRの駅とは離れていて、JRや東急の乗り入れができないため、一旦駅を出てから徒歩で京急の駅まで行かなければなりません。

 歩くのが嫌なら、品川まで出るか、浜松町でモノレールに乗るしかないのですが、「蒲蒲線」が出来ればその必要もなくなります。どうやら直通では無く、一旦蒲田駅で降りて地下の駅へ乗り換える事になりそうですが、それでも、現在800メートルも歩かなくてはならない状況に比べれば雲泥の差です。

 問題は、東急線と京急線は線路の幅が異なること。大田区独自の計画では、線路幅の違う区間でも直通できる「フリーゲージトレイン」で京急に乗り入れ、そのまま空港まで結ぶ予定だと言うことです。