2015年12月29日火曜日

国境なき記者団が生命を撤回

 パリに本部を持つジャーナリストの国際団体「国境なき記者団」が28日付で出した声明によると、埼玉県出身のジャーナリスト、安田純平さん(41)がシリアで武装勢力に拘束され、身代金を要求されているとする今月22日の声明を撤回したそうです。

 国境なき記者団は22日、安田さんが7月にシリアで武装勢力に拘束され、身代金を要求しており、応じられない場合は安田さんを殺害するか、他のテログループに売り渡すと主張しているという声明を出していました。

 安田さんはイスラム過激派組織ISISに拘束され、今年1月に殺害映像が公開されたジャーナリストの後藤健二さんに関する取材のためにシリア入りしたと見られ、声明は入国数時間後に国際テロ組織アル・カーイダ系の「ヌスラ戦線」が支配する地域で拘束されたとしていました。

 しかし、情報確認が不十分だったとして声明を撤回、安田さんの家族にも謝罪するとしています。

 要するに、「日本人ジャーナリストを誘拐した」って言ういたずら電話があって、まんまとひっかかった、と言う事でしょうか?。