2016年10月9日日曜日

長谷川豊、バラいろダンディ降板

 元フジテレビのフリーアナウンサー・長谷川豊(41)がTOKYO MX「バラいろダンディ」を4日の出演を最後に降板。全てのレギュラーを失うことになりました。

 長谷川アナは9月19日、自身のブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」と題した記事を投稿して炎上する騒ぎとなり、テレビ大阪の「ニュースリアルFRIDAY」と、読売テレビの「上沼・高田のクギズケ!」を降板していました。

 長谷川アナは問題となったブログ記事の中で、人工透析患者のほとんどは「自業自得」の生活習慣が発病の原因であり、現行の健康保険制度を「解体すべき」と提言。これに対して「暴言だ」「事実誤認に基づいている」と言った非難コメントが殺到しましたが、長谷川アナはその後もブログ等で同様の主張を繰り返し、批判に対しては「頭スカスカのコメントも届いています」と挑発するかのような書き込みをしていました。

 全国腎臓病協議会(全腎協)が発言の撤回と謝罪を求める抗議文を送付しましたが、これも「そもそも私の文章を読まずに出してる」、「どこを訂正しどこを直すかが何も書いていない」として拒否。自説を曲げない構えを崩していません。

 確かに人工透析患者の中には、不摂生の結果、自業自得と言える人がいるのも事実ですが、あまりにも一部だけを切り取ったというか、事実津認定が大雑把と言わざるを得ません。それに、アナウンサーにしては言葉の選び方が良くない、と言う点も致命的です。