2012年5月12日土曜日

視力回復トレーニング


 視力回復トレ-ニングは、比較的簡単に出来るものが多いのは以外と知られていません。

 近視の人の多くは、遠くが見えないと思い込んでいるため、なかなか遠くを見ようとしません。なので、ますます遠くを見る機能が衰えてしまいます。遠くが見えるということは、水晶体の焦点距離をのばして遠景を網膜に結像させることです。
 近方視を続けていても、遠くを見ようとすると目は毛様筋の異常な緊張をといて水晶体を薄くしようと働きます。これは近視の人も例外ではなく、近視は毛様筋の異常な緊張により、遠くを見ることが困難な状態です。ですが、近視の人も遠くの一点を明視しようとすると、水晶体はより薄くなろうと働きます。
 これを繰り返してゆくと次第に正視へと回復していくのです。この視力回復トレ-ニング法を”遠方凝視訓練”といいます。この方凝視訓練は、衰えた毛様筋を鍛えて、水晶体がピントの合う範囲を広げようとする体操です。
 トレーニング方法は簡単で、一度近くを見て、すばやく遠くに目を移して凝視するだけです。自宅などでもトレーニングできますが、視力回復センターなどで行うと短期間で効果的に視力回復トレーニングができます。