2012年8月20日月曜日

内部障がいと身体障がい者認定

 障がい者には一般的に身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者に3区分されています(※これとは別に発達障がいを別枠で儲けるべきであるという意見もあります)。  この中で身体障がい者というのは先天的あるいは後天的な理由によって、身体機能の一部に障がいがある状態を言います。そうなると、どこまでを障がいと見なすのかという問題も出てきますが、そこは一定の手続きにより身体障がい者認定されることによって、決めれます。その際、身体障がい者手帳が交付されます。  では身体障がい者手帳には、どのような内容が明記されているのでしょうか?。そこには「身体障がい者福祉法」によって定められた障がい範囲や等級が記載されています。  さて、この身体障がい者というのは一見して外観からわかる場合もあれば、内臓疾患などの障がい(内部障がい)に見られるように全然、外観からはわからない場合もあります。腎臓機能障がいもそうした内臓疾患系の身体障がいです。これらの腎臓機能の障がいにより日常生活がどれほど制約を受けるかにより、障がいの等級が変わってきます。  同じ内臓機能障がいとしては他に心臓機能障がいや呼吸器機能障がいなどいくつかの種類があります。いわゆるHIV感染者などのヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障がいもこの内部障がいに含まれます。