2012年4月9日月曜日

四国電、火電の点検1年怠る

 四国電力が、橘湾(たちばなわん)火力発電所(徳島県阿南市、70万キロワット)について、電気事業法に定められた自主点検を約1年間、怠っていることが判明しました。


 伊方原発(愛媛県伊方町、202.2万キロワット)の運転停止による電力不足を補うため、運転を止める事が出来なかったようです。
 関係者によると、四電の自主計画では、ボイラーにつながる配管内部の劣化や損傷を、少なくとも年2回チェックすることになっている。点検には1週間以上運転を止める必要があるが、四電は橘湾火電を昨年4月以降、止めていないと言う事です。


 こうしてフル運転の火力発電所が故障で停止するケースは既に出ていますね、特に旧型の発電所で。もし真夏の電力需要が高い時期に停止するような事になれば、大規模停電の恐れがあります。